はじめに
最近よく耳にする「サブスク型保険」。
音楽や動画、アパレルなどで広く浸透している“サブスクリプションモデル”が、ついに保険業界にも本格的に導入され始めました。
「でも、サブスク型保険って普通の保険とどう違うの?」「安いけど、ちゃんと保障されるの?」と疑問に感じる方も多いはず。
この記事では、
- サブスク型保険の仕組み
- 従来型保険との違い
- メリット・デメリット
- どんな人におすすめか
を初心者にもわかりやすく、丁寧に解説します。

サブスク型保険とは?
サブスクリプションモデルの応用
サブスク型保険とは、従来の年払いや長期契約型の保険とは異なり、月額○円の定額制で短期間・必要な分だけ保険に加入できる新しい形の保険サービスです。
NetflixやSpotifyと同じように「必要なときだけ気軽に使える」ことが特長で、加入・解約・再加入もスマホやWebで完結するケースが多く、若い世代を中心に注目されています。
主な種類
- 医療保険
- 傷害保険
- 携行品補償保険
- ペット保険
- 子ども向けの通学保険 など
短期集中型のリスクに対応できる、ニッチな保険商品も増えています。
従来型保険との違い
比較項目 | サブスク型保険 | 従来型保険 |
---|---|---|
契約期間 | 1か月〜随時更新 | 長期(5年、10年、終身など) |
保険料 | 月額制(数百円〜数千円) | 年払いや一括払いが多い |
加入手続き | オンライン・アプリで即完結 | 書面・対面・郵送が多い |
解約の柔軟性 | 月単位で自由に解約可 | 解約返戻金のリスクあり |
対象リスク | 日常的・一時的リスクに特化 | 将来的な不安全般に備える |
サブスク型保険のメリット
1. 必要な時だけ加入できる
旅行やスポーツ、短期出張など、一時的なリスクに備えるのにぴったり。必要な期間だけ加入できる柔軟性があります。
2. 契約がとにかく簡単
保険会社のアプリやWebサイトで、数分で加入・決済まで完了。紙の申込書や印鑑も不要で、若い世代にもハードルが低いのが特長です。
3. 月額料金がリーズナブル
保障内容を絞ることで、数百円〜数千円と手頃な価格帯に設定されています。家計にも優しく、複数加入もしやすい。
4. 無駄な保障がない
「いるかどうかわからない保障」をカットして、自分に合った保障だけを選べる。
デメリット・注意点
1. 長期的な保障には不向き
サブスク型は短期利用が前提なので、死亡保障や老後の備えには適していません。ライフプラン全体で見ると、従来型保険の併用が必要なケースも。
2. 補償額が少ない場合も
保険料が安い分、補償額が限定的になることもあります。「本当に必要なときに足りない」という事態もあり得るので、内容の確認は必須。
3. 気づいたら使っていないのに支払い続けている
使っていないのにサブスク課金が続いているというのは、音楽配信と同様に起こりがち。定期的な見直し・解約の判断が大切です。
代表的なサブスク型保険サービス
◆ justInCase(ジャストインケース)
- LINE上で保険に入れる
- 「わりかん保険」など、革新的な仕組みが特徴
◆ 保険スクエアbang!
- 通学・自転車保険などのサブスクが充実
- 家族単位のプランもあり
◆ ドコモ保険
- ドコモ契約者向けの携帯・医療・入院保険など
- 月額ワンコインで加入可能
どんな人におすすめ?
🔹 サブスク型保険が向いている人
- 最低限の保障でコストを抑えたい人
- 保険に詳しくないけど、とりあえず入りたい人
- スマホで簡単に手続きしたい人
- ライフスタイルが変わりやすい人(フリーランス、転職多めなど)
🔹 向いていない人
- 家族を養う責任がある人(長期保障が必要)
- 老後資金の積み立てを兼ねたい人
- 高額医療や介護など、大きなリスクへの備えを考えている人
サブスク型保険と従来型保険の併用がおすすめ
サブスク型保険は、あくまで“ライトで柔軟な選択肢”。
根本的な保障は従来型保険でカバーし、短期的なリスクはサブスクで補うという組み合わせが最も安心です。
家計やライフスタイルに応じて、上手に保険を“使い分ける”ことが、今後の保険選びのポイントになってきます。
まとめ
ポイント | 内容 |
サブスク型保険とは | 月額定額で必要なときだけ加入できる柔軟な保険 |
メリット | 手軽・安価・スマホ完結・無駄がない |
デメリット | 長期保障に不向き・補償額が少ない可能性 |
併用のすすめ | ライトな保障はサブスク型、基本の備えは従来型 |
保険も“使い捨て”から“必要な分だけ”の時代へ。
ライフスタイルが多様化する今、柔軟に保障を選ぶ新しい選択肢として、サブスク型保険は非常に有効な手段です。
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