はじめに:お金が貯まらないのは「無意識の出費」が原因かも?
「収入はそれなりにあるのに、なぜか毎月お金が残らない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
ファイナンシャルプランナー(FP)の元には、こうした相談が数多く寄せられています。そして、実際に家計を見直してみると、「本人は気づいていないけれどムダな出費」が原因であるケースが非常に多いのです。
今回は、**FPが実際に現場で指摘している「家計のムダTOP5」**をランキング形式でご紹介。
見直しのコツや削減ポイントも合わせて解説しますので、ぜひあなたの家計と照らし合わせてみてください。

第5位:使っていない「サブスク」の自動引き落とし
ありがちだけど見落としがち
- 動画配信、音楽サービス、英語学習アプリ、ジム会員など…
- 月額980円〜2,000円ほどの小さな出費が積み重なる
FPの指摘
「“使っていない=ゼロの価値”に毎月お金を払っているという意識を持ちましょう。」
見直しアドバイス
- 半年以内に使っていないサブスクはすぐに解約
- 家族で重複しているサービスは1本化
- 年払い→月払いへの切り替えも検討(辞めやすくなる)
第4位:過剰な通信費・スマホ代
3大キャリアはもう時代遅れ?
月1万円を超えるスマホ代はまだまだ多い現実。
格安SIMに切り替えるだけで年間5〜8万円の節約も。
FPの指摘
「スマホは“生活必需品”であっても、通信費は“固定費削減の余地がある”支出です。」
見直しアドバイス
- まずは「どれだけ使っているか」をデータで把握
- 格安SIMや自宅Wi-Fiを活用し、プランを最適化
- 家族まとめてプラン変更するとさらにお得に
第3位:よく考えずに入った「不要な保険」
こんな人は要注意
- 若いのに高額な医療保険に加入している
- 保障内容をよく理解していない
- 学資保険や終身保険を“貯金代わり”に使っている
FPの指摘
「保険は“もしも”のためのもの。過剰な保証はコスト高になります。」
見直しアドバイス
- ライフステージごとに見直しを(結婚・出産・転職時など)
- 公的保障と重複していないか確認
- 「保険料=貯蓄」と錯覚しないこと
第2位:外食やコンビニでの「ちょこちょこ支出」
気づいたら1ヶ月で●万円?
- 平日のランチ代1回800円×20日=月16,000円
- コンビニでの「ついで買い」も積み重なると大きな額に
FPの指摘
「“贅沢してないのに貯まらない”の正体はこのちょこちょこ支出です。」
見直しアドバイス
- 週に2〜3回はお弁当持参 or 自炊に
- 支払いは現金よりも家計簿アプリで可視化できるキャッシュレスに
- 「1日〇〇円まで」といったルールを設定
第1位:家計簿をつけていない・見直していない
無意識の支出が一番ムダ!
- 「何にいくら使っているか」が把握できていないと改善不能
- 家計簿は“お金のダイエット記録”のようなもの
FPの指摘
「お金の流れを“見える化”しない限り、家計は永遠にスリムになりません。」
見直しアドバイス
- 紙よりも「自動集計される家計簿アプリ」を活用
- カテゴリ別支出の割合を見て、バランスの悪い部分を洗い出す
- 毎月末に“お金の振り返り時間”を設ける
おわりに:削れるところから着手しよう
お金が貯まらない理由は、収入の少なさではなく「気づかぬ支出の多さ」であることがほとんどです。
今回ご紹介した 「家計のムダTOP5」 をチェックし、思い当たるものがあれば今日からでも行動してみましょう。
すぐに改善できなくても、“知ること”が家計改善の第一歩です。
FPに相談するのも選択肢のひとつ。将来の安心のために、まずは“ムダの可視化”から始めてみませんか?
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