はじめに|「賃貸では不安…」と感じたあなたへ
「家賃を何年も払い続けてきたけど、このままでいいの?」
「そろそろマイホームを…でもお金の不安がある」
そんな悩みを持つ“賃貸派”の方は少なくありません。
本記事では、住宅購入における頭金の目安と、現実的な貯め方7選を解説。住宅購入に向けて、賢くお金を準備するための第一歩を踏み出しましょう。

1. 住宅購入に必要な「頭金」の基本知識
■ 頭金とは?
住宅購入時の「頭金」とは、ローンを組まずに自己資金として一括で支払う金額のこと。
住宅ローンでカバーできない部分、または借入額を減らすために使います。
■ 頭金の目安はどれくらい?
一般的には、**物件価格の10%~20%**が目安です。
物件価格 | 頭金10% | 頭金20% |
---|---|---|
3,000万円 | 300万円 | 600万円 |
4,000万円 | 400万円 | 800万円 |
※諸費用(登記、税金、引っ越し費用等)で+100~200万円程度かかる場合もあるため、最低でも300万〜500万円の自己資金があると安心です。
2. 頭金ゼロでも買える?|注意すべき点とは
最近では「フルローン(頭金なし)」を扱う金融機関もありますが、注意点も。
- 金利が高くなりやすい
- 審査が厳しくなる
- 借入額が増えると返済負担も大きく
頭金があるほどローン審査が有利になり、月々の返済も抑えられるため、やはり用意しておくことをおすすめします。
3. 頭金を効率的に貯めるための7つの方法
① 家計簿アプリで収支を「見える化」する
まずは毎月どれだけ貯蓄に回せるかの現状把握が重要。
「マネーフォワード」「Zaim」などのアプリで、自動的に支出を分類・可視化すると習慣化しやすいです。
② 固定費の見直しから始める
特に通信費、保険料、サブスク、家賃などをチェック。
毎月1〜2万円の固定費削減で、年間20万円以上の貯金も可能。
③ 先取り貯金を導入する
給与振込口座から毎月自動で別口座に移す「強制貯金」は最強の手段。
「手元にあると使ってしまう」タイプには特におすすめです。
④ つみたてNISAやiDeCoを活用する
短期ではなく中長期での頭金準備なら、積立投資も効果的。
つみたてNISA:年間40万円まで非課税
iDeCo:節税しながら老後資金も貯まる
※元本割れのリスクもあるため、リスク許容度に応じて選びましょう。
⑤ ボーナスは使わず貯める
ボーナスは「お楽しみ」ではなく「頭金用」としてストック。
年間2回のボーナスを全額貯蓄に回せば、2年で100万〜200万円も。
⑥ 副業で+αの収入をつくる
最近ではクラウドワークスやココナラなどを活用すれば、副業も身近に。
月3万円の副収入があるだけで、1年で36万円の頭金が作れます。
⑦ 両親からの資金援助も選択肢に
住宅取得資金として、贈与税が非課税になる特例制度も存在(一定条件あり)。
事前に税理士や不動産会社に相談し、トラブルのない形で活用しましょう。
4. 頭金が貯まったら、次にすべきこと
- 住宅ローンの事前審査を受ける
- 物件エリアと条件を明確にする
- FP(ファイナンシャルプランナー)に相談する
無理のない範囲で「買える家」を逆算し、人生設計とバランスの取れた選択を。
まとめ|「いつか買う」ではなく「いつまでに買うか」を決めよう
住宅購入は、人生の中でも大きな買い物。
「頭金が貯まらないから…」と諦めるのではなく、今日からできる一歩を積み重ねれば、マイホームへの道は必ず近づいてきます。
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