はじめに

「ETFって何?」と思ったことはありませんか?投資初心者にとって、ETF(上場投資信託)と投資信託の違いはわかりにくいものです。どちらも資産運用の手段として有効ですが、それぞれに特徴があり、適した運用方法が異なります。

この記事では、ETFの基本から投資信託との違い、メリット・デメリット、どちらを選ぶべきかの判断基準までを5分で理解できるようにわかりやすく解説します。

1. ETFとは?

ETF(Exchange Traded Fund)は、日本語で「上場投資信託」と呼ばれる金融商品です。証券取引所に上場しており、株式と同じように市場で売買できます。

ETFの主な特徴

  • リアルタイム取引:市場が開いている間は株式のようにリアルタイムで取引可能。
  • 低コスト:一般的に運用管理費(信託報酬)が低い。
  • 分散投資ができる:1つのETFで複数の銘柄に投資できる。
  • インデックスに連動:TOPIXやS&P500などの指数に連動するものが多い。

2. 投資信託とは?

投資信託は、投資家から集めた資金をファンドマネージャーが運用し、リターンを分配する仕組みの金融商品です。

投資信託の主な特徴

  • 基準価額での取引:1日1回決まる基準価額で売買する。
  • 運用はプロにお任せ:アクティブ運用・パッシブ運用が選べる。
  • 少額から投資可能:100円から積み立てできるものも多い。
  • 信託報酬がかかる:ファンドマネージャーの運用費用が発生する。

3. ETFと投資信託の違いを比較

項目ETF(上場投資信託)投資信託
取引方法証券取引所で株式のように売買証券会社・銀行などで購入
価格決定リアルタイムで変動1日1回の基準価額で決定
コスト低コスト(信託報酬が低め)一般的にETFより高い
運用方法インデックス連動が中心インデックス型・アクティブ型両方あり
最低投資額株式同様に1口単位100円から積み立て可能
分配金直接受け取る自動で再投資できる

この表を見ても分かるように、ETFと投資信託は似ているようで取引方法やコスト面に違いがあります。


4. ETFと投資信託のメリット・デメリット

【ETFのメリット】

コストが低い:信託報酬が比較的安いため、長期運用向き。
市場でリアルタイム取引:価格がリアルタイムで変動し、タイミングを見て売買できる。
透明性が高い:保有銘柄が毎日公開されることが多い。

【ETFのデメリット】

最低投資額が高め:投資信託のように100円から購入できない。
分配金の管理が必要:自動再投資ができないため、運用を自分で行う必要がある。

【投資信託のメリット】

少額から投資可能:100円から積み立て投資が可能。
運用が簡単:ファンドマネージャーに運用を任せられる。
分配金の自動再投資が可能:長期で資産を増やしやすい。

【投資信託のデメリット】

コストがETFより高い:アクティブファンドは特に手数料が高め。
リアルタイム取引ができない:売却しても反映は翌日以降。


5. どっちを選ぶべき?

ETFが向いている人

  • 低コストで運用したい
  • リアルタイムで売買をしたい
  • ある程度まとまった資金がある

投資信託が向いている人

  • 少額から積み立て投資を始めたい
  • 運用をプロに任せたい
  • 長期で資産を自動運用したい

まとめ

ETFと投資信託は、どちらも分散投資ができる便利な金融商品ですが、それぞれ特徴が異なります。自分の投資スタイルや目的に合わせて選びましょう。

  • 短期運用やコスト重視ならETF
  • 長期運用や初心者向けなら投資信託

あなたに合った運用方法を見つけ、賢く資産を増やしましょう!

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